貴重98年 アラニス・モリセット ツアーTシャツ ミュージシャン

この本は、とても面白かったです。

2023/06/03 05:13

プロの立場からすれば、基本的には当然とされる手法や心構えが記されているのだが、必要とされる練習・研究方法や精神の持ちようなどがここまで明確に説明されている書物は少ないと思う。一部、クラシックに特化した演奏例などが（譜書きで）記されているので、ジャズやロックを目指す人は取っつきにくいと感じるかもしれないが、本書に書かれていることは（少なくとも演奏を仕事として収入を得たい場合には）ジャンルを問わずに理解して実行すべきことではないだろうか。また、プロを目指さなくとも、最大の効率でスキルアップを目指したい人にはぜひ読んでもらいたい１冊。ちなみに邦題の「成功する音楽家の新習慣」はやや的外れ。原題「A Guide to Practice, Performance, and Wellness（練習、パフォーマンスと心身管理のガイド）」がまさに本書の内容そのものであると言える。

2023/06/03 04:16

まだ読み始めたばかりですが、内容は、「救世主！」と思えるほど素晴らしいという予感でいっぱいです。ただ、Kindle版では、表の文字が拡大できないため、読みづらいです。私の目では判読できない箇所さえありました。視力に自信のない方は、紙の本をお勧めします。

2023/06/03 03:46

今まで読んだ中で一番理論的、実践的。これまでも人前で演奏するときの緊張や、本番での失敗について、いろいろアドバイスをもらったり、そういう本を読んだりしたけど、どれももっともらしいけどよく考えたら精神論でしかなく、どうしても身につかないことが多かった。しかしこの本はどこまでも限界まで理論的で、実践的。ニュアンスや漠然とした印象で片付けているところがない。だから腑に落ちる。関連の書類も専用サイトからダウンロードできツールとして使えます。読後に挑んだ発表会は、今までになく楽しめてとても嬉しかったです。もう自分を下手な暗示で騙そうとしたり、手のひらに「人」を書いて飲み込んだりしなくて済みそうです。

2023/06/03 01:27

時間芸術ならではの失敗談と具体的な対策方法が書かれていて、その点で有益だったと思います。自分は視覚芸術に携わってそこそこ長いし、色々な分野の本を読んでいるので、生活習慣の律し方や感性の育て方などについては、既に習慣化できているものが多かったです。「練習こそが本番」「一筆入魂」「順序だてて理性的に練習する」「姿勢や生活リズムを整える」「見栄を張らない」「身の程を弁える」「自分を客観的に見る」「技を誇示するのではなく分かち合う」数ある自己啓発書を取捨選択して、音楽家の目線で書き直したら本書が出来上がるだろうな。逆に言えば、たくさんの本を読まなくてもいいという事ですから、普段あまり本を読まない人にほどオススメできます。この本だけ読んで、書かれていることを忠実に実践すれば、その後の音楽家としての歩みは盤石のものになるでしょう。（そのストイックさを他人に強いることさえしなければ！）音楽と無縁だった人にとって、こうして音楽家のエッセンスを教わる機会は貴重です。クリックスタインさんの講義(翻訳済み)を3000円で受けられたのだと思えば、そこまで惜しくない投資だったかなと思います。

2023/06/02 23:05

自分が思っていた疑問、今更人に聞けないこと、中々できなかった練習法を教えてくれて、とても役に立ちました

2023/06/02 18:12